自己啓発の場となったこの10年
   〜退職の挨拶にかえて〜
明 善 同 窓 会
                
前事務局員 宮瀬登美子
『 退職の 苦き想いは消え去りぬ
  たヾ咲き初めし“さくら”見ゆれば 』

 今年の1月未を以て正式に退職致しましたが、張り詰めていた気が弛んだためと、やはり「年齢」には勝てず、暫くは何も手につかずに唯ボンヤリと過ごしたまま、遂に4月になってしまいました。
 平成10年6月に入局以来、足掛け十年の事務局勤務でしたが、それはかなり厳しい年月だった反面、自分を磨くための充実した有意義な十年だったとも実感しております。
 前任者の引継ぎもないまま、数多くの問題を抱えた同窓会自体の複雑な体制と、膨大な残務整理に悲鳴をあげそうになりながらも、どうにかやって来れたのは、新しい会長に就任された冨安俊男前会長始め、当時の役員・理事の方々、そしてたくさんの先輩卒業生や同級生の皆さん、それから、私にとっては孫みたいに若い在校生の皆さんにまで助けられ、励まされてきたお陰だと思っております。本当に有り難うございました。
 最初に申し上げたように、「明善同窓会事務局勤務」という重責から、解放されるのに時間がかかり、お世話になった全ての皆様に、公式の場でのお礼とご挨拶が遅れ、大変申しわけなく心よりお詫びを申し上げます。このうえは、一日も早く体調を整え、今度は一役員として同窓会に関わりながら、ご恩返しをしたいと考えております。年ばかりとって何時までも未熟な人間ですが、今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

平成20年 4月吉日
※新しい事務局員は、早田美恵子さんです。どうぞよろしくお願いいたします。